ドラッグストアで買える! 人気ブランド7種のボディクリームを徹底比較!
Released from ニベア花王、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ほか
気になる乾燥ケアに!ボディクリームどれを選べばいい?
ボディの保湿ケアに欠かせないボディクリーム。特に乾燥が気になる冬は、カサつきやかゆみを防ぐためにもボディクリームでしっかり保湿することが大切だ。そこで今回はドラッグストアで手軽に手に入る、『人気ブランドのボディクリーム7種』を徹底比較! それぞれどんな特徴があるのか、使用感や香りなどを詳しくレビューしていく。
人気ブランドのボディクリーム7種を徹底比較! あなたにぴったりなアイテムはどれ?
今やさまざまなメーカーからボディクリームが登場しており、その種類も豊富。中には保湿だけでなく、肌悩み別のケアができる商品もあり、より個人の好みや目的に合わせて選べる商品展開となっている。しかしパッと見ただけではその違いはわかりにくく、自分に合ったボディクリームを探すのに苦労している方もいるのでは?
そこで今回は以下の人気ブランドのボディクリーム7種をピックアップ! それぞれの使用感や香りなど、特徴を詳しく比較検証していく。
ラインナップは以下の通り。
- ニベア スキンミルク
- ニベア プレミアムボディミルク
- ニベア ロイヤルブルーボディミルク
- ジョンソン ボディケア プレミアム ローション
- ジョンソンボディケア アロマミルク
- ヴァセリン ディープリー エンリッチド ボディーローション
- ボタニスト ボディーミルク
「どのボディクリームが自分に合っているのか知りたい」「同じメーカーのボディクリームでも商品によって違いがあるのか知りたい」という方は、ぜひチェックしてみて!
ニベア スキンミルク
まずはニベア花王株式会社から発売されている、ニベアボディケアのベーシックライン『ニベア スキンミルク』(全3種・200g・発売中)シリーズ。ミルクがクッションのように肌を乾燥から守り、うるおいが奪われるのを防いでくれるのが特徴。発売以来、幅広い世代から人気のロングセラー商品だ。ボトルはブランドカラーと同じ濃いブルー。
商品ラインナップは、保湿成分としてセラミドNG・トレハロースが配合された「さっぱり」と「しっとり」、シアバター・セラミドNGが配合された「クリーミィ」の3種類。また共通のうるおい持続成分として、浸透型(角層まで)ヒアルロン酸・アルギニンが配合されている。
さっそく使ってみると、「さっぱり」タイプはさらっとしたミルクテクスチャーで伸びがよく、全身にスルスル塗れる。肌になじむとさらりとした使用感だ。3種の中でも1番保湿力は低いので、ベタつきが苦手な方、普通肌の方、春夏などにおすすめ。軽い使用感のため、お風呂上りや寝る前だけでなく、一日中こまめに塗るのにも良さそう。香りはニベアの青缶と同じで、心地いい香りだ。
「しっとり」タイプはコクのあるミルクテクスチャーだが、伸びは良く使いやすい。
使用感は被膜感があり、しっかりうるおいを実感。
3種の中では1番保湿力が高く感じた。超乾燥肌~乾燥肌の方、しっとりした使用感が好みの方、秋冬におすすめ。香りはさっぱりタイプより強めに感じたが、やはりニベアらしい心地よさがある。
「クリーミィ」タイプは、しっとりタイプよりやや軽めでとろけるようなミルクテクスチャー。こちらも伸びは良く塗りやすい。使用感はしっとりクリーミィで、なめらかな肌に。保湿力の高さもしっかり実感できた。乾燥肌の方、さっぱりタイプでは物足りないが、しっとりタイプではベタつきが気になるという方におすすめだ。香りは優しいフローラルの香りで、記者的には1番好みだった。
ニベア プレミアムボディミルク
次に試すのは、ニベア花王株式会社の『ニベア プレミアムボディミルク』(全4種・発売中)シリーズ。
うるおいが角層のすみずみまで巡り、つやのある肌が一日続く高保湿ミルクだ。
ラインナップは肌悩みに合わせて選べる「モイスチャー」「エンリッチ」「ホワイトニング」「リペア」の4種。
『ニベア プレミアムボディミルク モイスチャー』(200g)は、やわらかくつやのある肌が一日長続きする高保湿ミルク。保湿成分として配合されているのは、プレミアムグロウライン成分(グリセリン・グリコーゲン・グリセリルグルコシド)やボタニカルクリア成分(ローズヒップオイル・オウゴンエキス・PEG-8)。さらにうるおい持続成分として高保水型ヒアルロン酸も配合されている。
テクスチャーはやわらかくて伸びが良く、なめらかな塗り心地。つややかでやわらかい肌に仕上がった。高保湿でもベタっとしない軽い使い心地。女性らしいエレガントなローズの香りで優雅な気分になれる。けっこう強めの香りなので、しっかり香りを楽しみたい方に向いている。
『ニベア プレミアムボディミルク エンリッチ』(190g)は、弾むようなハリとつやのある肌が一日長続きする高保湿ミルク。モイスチャータイプと同様の保湿成分とうるおい持続成分に加え、独自の保湿成分として、コエンザイムQ10とマリンコラーゲンも配合されている。
テクスチャーはほんのり黄色みがかっていて、少しみずみずしい印象。スルスル伸びて肌になじんでいく。仕上がりはぷるんとしたハリのあるつや肌に。上質でおだやかなカモミール&ローズの香りも心地いい。
『ニベア プレミアムボディミルク ホワイトニング』(190g・医薬部外品)は、澄み渡るようなうるおいとつやのある肌が一日長続きする高保湿&美白ミルク。保湿成分に加え、美白成分である安定型ビタミンCが配合されており、メラニンの生成を抑えて、シミ・ソバカスを防いでくれるのが特徴だ。
4タイプの中では1番さっぱりした使用感。シトラス&ローズの香りが爽やかで気分も満たされた。乾燥肌~普通肌の方、肌のくすみが気になり、透明感のあるみずみずしい肌を目指したい方、高保湿でもさっぱりした使用感が好みの方におすすめ。
『ニベア プレミアムボディミルク リペア』(190g・医薬部外品)は、粉ふき乾燥を防いですこやかな肌が一日長続きする薬用高保湿ミルク。肌のバリア機能の働きを補い、乾燥や外部刺激から肌を守ってくれるのが特徴だ。薬効成分(消炎剤)として、肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムを配合。保湿成分として、プレミアムリペア成分(ワセリン・スクワラン・トレハロース)とボタニカルクリア成分(レモングラス抽出液・グリセリン)を配合している。
他同様伸びのいいテクスチャーはしっとりしており、つやのある肌に仕上がった。4タイプの中で唯一の無香料で、香り付きが苦手な方にもピッタリ。
ニベアのプレミアムボディミルクシリーズは、ベーシックラインのスキンミルクシリーズに比べ、軽やかな使い心地なのに保湿力がより長続きするように感じた。また保湿力が高いだけでなく、肌悩みに合わせて選べるため、肌悩みが気になりがちな大人にピッタリだ。保湿力プラスアルファの効果を求める方におすすめしたい。
ニベア ロイヤルブルーボディミルク
続いて試すのは、ニベア花王株式会社の『ニベア ロイヤルブルーボディミルク』(全2種・200g・税抜1,600円/編集部調べ・発売中 ※医薬部外品)シリーズ。
今年の9月5日に仲間入りした新商品で、角層うるおい処方により角層細胞まで豊潤保湿できる、大人のための最高保湿シリーズ(現ニベアボディケア内で)となっている。ラインナップは「美容ケア」と「乾燥トラブルケア」の2タイプ。
「美容ケア」タイプは美白成分としてビタミンC誘導体を配合しており、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防いでくれるのが特徴だ。また湿潤剤としてコエンザイムQ10・ヒアルロン酸・PGも配合。ハリを与え、透明感のある豊潤な肌に導いてくれるという。
テクスチャーはとろけるように濃厚。けれどやわらかいため伸びは良く、塗りやすかった。
使用感はとてもしっとりしており、保湿力の高さを実感。ハリのあるつや肌に仕上がった。保湿力が高いのにベタつかず使いやすいのも魅力だ。ロイヤルブルーガーデンの香りは上品でみずみずしく、癒し効果抜群。ニベアのボディミルクシリーズの中でも記者的に1番好みの優しい香りだった。
「乾燥トラブルケア」タイプは、肌荒れやひびを防ぐ抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウム(有効成分)配合。また高濃度ワセリンミックス(ワセリン・ヒアルロン酸)が湿潤剤として配合されており、肌荒れ・粉ふきがちな肌をすこやかに保ってくれるという。
テクスチャーは美容ケア同様、濃厚でとろけるようにやわらかい。ベタつかないのにカサカサだった膝やかかともしっとりうるおい、つや肌に。無香料のため、香り付きが苦手な方も安心して使える。
『ニベア ロイヤルブルーボディミルク』シリーズは、やはりニベアボディミルクの他シリーズと比べても、保湿力が最強だと思った。お風呂上りに使ったところ、翌日もしっとり感が持続し、夜まで乾燥が気にならなかったのはすごい。
他のボディミルクでは物足りないと感じている方にはぜひ試してみてほしい。